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使命

聖ザベリオ宣教会の使命

聖グイド・マリア・コンフォルティは貧しく、社会的不均衡や闘争、戦争など、苦しみの多い時代に生き、多難に満ちた生涯を送りました。そのような世の中においても、彼は『神の愛こそが人類を救い、和解・連帯・協力と平和を生み出す唯一の力である』と確信しました。 宣教師を世界に送り出す際に、聖コンフォルティは次のような言葉で、その主な使命を示しました。【キリストの愛が私たちを駆り立てる 聖ザベリオ宣教会の宣教要綱から】

「すべてにおいて神を見、神を探し、神を愛する」

すべての人のなかにおられる慈しみ深い神の姿と働きを読み取り、それを認め、それを愛するがために、宣教師はすべての人の友となり、人々の間の隔たりを取り除き、真の平和の実現に努めるように。

「キリストの愛が我々を駆り立てる」

 世界の国々へ派遣される宣教師の献身と愛の源泉は十字架上のイエスの御心にあります。生涯を捧げて奉仕する宣教師は、司牧、教育、福祉など、どの場においてもその愛を証するように。

「キリストのもとに、全人類がひとつの家族となりますように」

 宣教師は人類の真の救済のために、すべての人にイエスの福音を告げることを最優先課題にし、世界の人々が信仰、祈りとともに生活することにより「ひとつの家族」となりますように。

ザベリオ宣教会の特性と霊性  【会憲に示されている特性と霊性より抜粋】

  1. 唯一の目的 -福音宣教- キリストの信者でない人々に神の国の良い知らせ(福音)を宣べ伝えることは、本会の唯一の固有の目的である。 

(第2条) この特性によって会員は、生まれ育った環境・教会・文化等を離れ、キリスト教徒でない民族やグループに派遣される。 

(第9条) 2. 福音的勧告に基づく修道生活   

より徹底的に福音宣教への奉仕を生きるために、私たちは貞潔・清貧・従順の誓願をもってキリストに従うものとなる。使徒的生活と修道生活は切り離すことのできない一体のものである。  

(第18条) 3. 御父である神の宣教者キリストとの一致

主キリストこそが、会員の生活の中心である。会員一人ひとりは、すべての行動、想い、愛の源泉と手本をキリストに求める。

聖ザべリオ宣教会の殉教者crocifisso.guido.saverio.MX.b

【殉教者のミサから】

福音を生き抜くため殉教した聖ザベリオ宣教会会員 あなたの恵みに強められ、命をささげて御子キリストをあかししました。 弱い人間の中にあなたの偉大な力が示され、十字架の道を歩くものの中に、 人間の知恵をはるかに超えるあなたの愛が輝きます。

【死者のミサから】 
キリストのうちにわたしたちの復活の希望は輝き、死を悲しむものも、とこしえのいのちの約束によって慰められます。信じるものにとって、死は滅びではなく新たないのちへの門であり、地上の生活を終わった後も、天の永遠のすみかに迎えられるでしょう。