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インドネジア

インドネジア共和国

 

 

東南アジア南部に位置する共和制国家です。 17,508の島々で構成される島嶼国で、国土総面積は約1,890,000km²です。 人口は約25500万人で、そのうちカトリック教徒は650万人です。 現在インドネシアには聖ザベリオ会の宣教師76が在籍しています。インドネシアはイスラム国家ではありませんが、人口の87.2%がイスラム教徒のため、世界の国の中でもイスラム教徒が最も多く住み、またその比率が高い国のひとつです。中国から追放された聖ザベリオ会の宣教師81951年に初めてインドネシアに入り、中央スマトラ島のパダン地区を託されました。 1953年には、カトリック宣教師にとり未踏の地であったムンタワイ諸島に入ります。諸島はスマトラ島西海岸から約100キロ離れており、島民は独自の伝統文化を発展させ生活していました。近代文明や西洋文化とは切り離された生活をしている島民の生活様式や伝統を守りつつ、宣教師たちは福音を伝えていきました。その後、聖ザベリオ宣教会はジャカルタ、メダン、シボルガとスマラン教区においても宣教活動の協力を行うことが決まっていましたが、1985年、インドネシア政府の国策変更により、海外出身宣教師の入国が禁じられました。それをきっかけに、聖ザベリオ宣教会は、他国出身でインドネシア各地の教会で福音宣教に従事する司祭を養成するという計画を変更し、地元インドネシア人を聖ザベリオ宣教会に受け入れ、独自に宣教師として養成し始めました。

現在、インドネシアで活動する会員は39名で、そのうち8名は地元出身者です。それぞれの宣教師は大変異なった、時に厳しい環境で宣教活動を続けています。ムンタワイ諸島のように固有文化の伝統が強いため、宣教に時間や対話を多く必要とする地域もあれば、西スマトラのようにイスラム教の強い影響のため、宣教が難しいところもあります。 ジャカルタのような大都会で人口が密集している環境もあれば、新しく開発され、国内移住者が増えつつありながら、まだ人口密度の低い地方での宣教活動もあります。 そして近年、特に市民間、国際間での平和の願いが強まる中で、教会活動のみならず、異宗教間の交流と対話の必要性が大変高まっています。また宣教師は、担当する教会の活動だけでなく、点在する教会で福音宣教の推進を図るため、各地の教会を巡回することも仕事の一つとなりました。また聖ザベリオ宣教会にとり、非常に喜ばしいことに、聖フランシスコ・ザビエルの偉大な業績を知り、或いは身近な教会などで活動する宣教師の姿に親近感を覚えたためか、聖ザベリオ宣教会の扉をたたき宣教師を志望する若者も増えてきました。現在、インドネシア出身の聖ザベリオ会 宣教師は20人を数え、アフリカ、ラテンアメリカ、アジアとヨーロッパなどで福音宣教活動を行っています。