年間第4主日 – A年
御国への道を開く柔和
「心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。」
(マタイ 5:3)
心に灯ることば
イエスは山に登り、静かに語り始められます。
山上の説教は、義務のリストではなく、神の心の風景です。
貧しい人、柔和な人、嘆く人、平和をつくる人。
世の基準では弱く見える人々が、神の国では最初の者となります。
イエスは苦しみのない人生を約束するのではなく、苦しみを道へと変える同伴を示されます。
福音の幸いは、信頼に身をゆだねる心から生まれます。
私たちの日常の中に
私たちも、消えない幸いを求めています。
山上の説教は、ものの見方を変える招きです。
力ではなく信頼、所有ではなく開かれた心。
「心の貧しさ」とは、自分だけでは生きられないことを認める謙遜です。
柔和とは、押しつけない自由、争いを生まない強さ。
今日、ひとつの小さな平和の行いを選ぶことができます。
そのとき、神の国は私たちの身近な関係の中で芽生え始めます。